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    [オフィスにおじゃま] 音楽サロンくつろぎ 代表 吉田寛子さん

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 大人の人に長く楽しんでもらう音楽レッスンを
                               




吉田寛子さん


  今回のオフィスにおじゃまは、4月に創業準備室に入られた音楽サロンくつろぎ吉田寛子さんです。吉田さんは子ども向けのピアノ教室を15年続けておられますが、とよなかインキュベーションセンターでは、大人向けの音楽レッスンの事業化に取り組まれています。

◆どんな事業に取り組まれていますか? 

 今は、うたごえ喫茶大人のための音楽レッスンカフェdeレッスンを行っています。
  うたごえ喫茶は、ハンドベルと歌をまじえた音楽レッスンです。大人のための音楽レッスンは、個人またはグループによる、ハンドベル、ピアノ、歌のレッスンです。カフェdeレッスンは、豊中市内のカフェレストランで開催するピアノレッスンです。いずれも大人向けの音楽レッスンです。


― ◆ ハンドベルに馴染みがないのですが、ハンドベルってどんなものですか? 
 ハンドベルというのは昭和63年頃に、学校教育楽器として日本で生まれた新しい楽器なんです。ハンドベルは1つが1音に対応するベルで、主に8音から27音をセットで使います。1人でいくつかハンドベルを持ち替えながら演奏します。特定の人に演奏が偏らないように、受け持つ音を私がアレンジします。
  ピアノだと1対1で教えることになりますが、ハンドベルは皆で集まって演奏するのに向いています。楽器で参加者が1つになることができます。

手に持っているのがハンドベル

― ◆ どうしてこの事業を始めようと思ったんですか? 

 この15年ぐらい、幼稚園児・小学生を対象に自宅でピアノの先生をやってきました。私は音楽大学出身ではありませんが、子どもだけではなく大人の方にも長く音楽を楽しんでいただきたいという思いが根底にあります。

   学生の頃から大人に教えたいという思いを抱いていて、(財)音楽文化創造の生涯学習音楽指導員の講座が始まったときに参加しました。その講座で知り合った音楽仲間を通じて、7年前に音楽チームをつくりました。ボランティア性の高い活動で、今も保育所、幼稚園、小学校、高齢者施設、障害者施設などに出かけて歌とハンドベルの演奏をします。

  活動内容に合わせて、いくつかチームがあります。
   “ベルフラワー”はハンドベルを使った参加型イベントのチームです。メンバー6人が、毎回2〜3人の持ち回りで参加しています。
   “リリーベル”は演奏を聴かせるチームです。
   “みゅう”はボランティアのハンドベルチームで、クリスマスに施設でコンサートをしています。ピアノ教室の教え子がメンバーで、ここ10年活動しています。

 
  シニア世代の家庭にピアノが眠っているのはよく知っています。しかし大人にピアノを教えようとしても、先生宅に1人では来にくいようです。どうすれば参加してもらえるのか、ボランティア活動を続けながら、事業のヒントを集めてきました。着付け教室や習字教室の方の話を聞くと、おみやげを持ち寄ったり、おしゃべりする部分も楽しんでいることが分かりました。音楽チームのメンバーとも話をするうち、「音楽教室に食べものとおしゃべりをくっつける。それがメインになってもかまわない」という思いになりました。

   5年前からは単発でハンドベルを使ったうたごえ喫茶を始めました。しかしその都度の場所の手配・人集めはたいへんで、方法や方向性が分からず、活動を整理したい思いがありました。
   今年2月に豊中市のコミュニティビジネスセミナーに参加したとき、「カフェで起業したい」という人がたくさん参加していて、この人たちと一緒に何かできないだろうかと思い、IMの奥田さんに相談したりもしました。







うたごえ喫茶
― ◆ それがきっかけでインキュベーションに入られたのですね  
 実はとよなかインキュベーションセンターが蛍池公民館だった時代、ここにハンドベルを習いに来ていたんです(笑)。その後、どんな施設になったのか気になっていて、ホームページもよく見ていました。
   昨年、応募書類をもらいに来たこともあったのですが申込みには至らず、今回ようやく申し込みました。




― ◆ 今の事業について教えて下さい  

 うたごえ喫茶は“ベルフラワー”の高齢者施設向けプログラムをヒントに考えました。うたごえ喫茶をすると決めてから、あちこちのうたごえ喫茶に聞きに行きました。ホテルが会場のものやクルージングから無料のものまで。参加される方が疲れないように、ハンドベルと歌を混ぜたプログラムにしています。これからどう展開するか考えていて、9月以降に内容をリニューアルする予定です。

   カフェdeレッスンは、豊中市内のカフェで開催しています。1:1でずっとレッスンするのはお客さんにとってしんどいので、交替でレッスンして、待ち時間にカフェでのお茶やケーキ、おしゃべりを楽しんでいただく参加しやすい場を作っています。皆さん、別々に参加されますので年1回発表会ができたらと思います。既存店舗を利用しますから、お店の方との信頼関係が大事です。お店の雰囲気に合っているのか、まだ不安はあります。


カフェdeレッスン
― ◆ 今はお一人で活動されているんですか?  
 いえ。うたごえ喫茶は3人でやっています。一人は音楽大学で声楽を学ばれた方で、いろいろなヒントをいただけます。もう一人はピアニストです。
  カフェdeレッスンは、順番を待っている人に音楽アドバイスができるアシスタントがいた方が良いので、2人体制がベストです。今後、お店も増やしていく予定なので、賛同してくださる音楽指導者も(ピアノに限らず)増やしていきます。
  事業として、手伝ってくださる方には、なんとかちゃんとした謝礼を払いたいと思っています。

 
― ◆ インキュベーションセンターに入られていかがですか?  

 良かったと思います。皆(事業化という)同じ目標に向かって切磋琢磨していますので、自分も頑張ろうと思えます。起業家仲間に事業に関係のある講座を教えてもらったり、例えばメッセージオフィスFuwariさんとマタニティーコンサートで協力したりしました。ここに来ることで、事業に向かうエネルギー、モチベーションが違うと思います。

 
― ◆ これからの抱負は?  

 今は準備中ですので、いろんな方を対象に、いろんなことを試したいと思っています。
 夏の間に宣伝やチラシ配りに力を入れ、9月以降、勢いをつけていきたいと考えています。

 3年後には外に事務所を構えて、この事業だけでも経費をまかなえる状態にしたい。できたら店舗兼事務所で音楽を習えるカフェのような、モデルとなる店舗を持ちたいと思っています。カフェは専門の人に任せますが。近くの駅ごとに何店舗かそんなお店が持てたらいいですね。




 
                                           >ブログ「音楽サロン くつろぎ」
  ・・・

  どうすれば大人に一生音楽を楽しんでいただくために、参加のハードルを下げられるか、居心地がよいか、それについてじっくり考えておられるのが印象に残りました。

 お話を伺うかぎりでも、大人向けの音楽レッスン事業以外に、自宅でのピアノ教室に、音楽チームの連絡調整、演奏者ごとのハンドベルのアレンジ、そしてお母さんと一人何役もこなされている様子。
自ら積極的に動く方のようですが、既に多くの協力者もおられるようで、これからの音楽事業がどんな姿になっていくのか大いに期待したいと思います。

                                                 2010.7.21 濱名
        
 
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