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    [オフィスにおじゃま] Line Work(s)(ラインワークス)


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山と人をつなぐ線を引きたいと思っています
                                         Line Work(s)  沖中玲子さん



国産材の住宅


日本では林業が成り立たず、山を手入れする人がいなくなっていると言われます。一方、世界的な資源需要の増加や環境問題への関心の高まりで、外国産木材(外材)が高騰、品薄となり、国産木材(国産材)が見直されています。ただ、国産材の住宅が良さそうだと思っても、どこに頼めばよいか分からないし、高くつきそうというイメージがあるのではないでしょうか。そんな日本の山と設計者、消費者をつなぐ仕事を始めようとしているのがLine Work(s)の沖中さんです。

なぜ国産材なのですか?


学生時代、環境問題に関心を持ち、愛媛大学で林学を学びました。卒業後は奈良県職員として森林技術センターで2年間働くうち、もっと林学を知りたいと思い、先進地であるドイツに2年間留学しました。向こうではドイツ人の山の知識に驚きました。日本人でも日本の山のことはよく知らないと思います。でもドイツでは普通の人レベルでも山や農業のことをよく分かっていて、小学生でもそんな話ができるんです。

日本に戻ってからは、日本の林業のことをもっと知ってもらいたいと思い、国産材の利用推進を進めるNPO法人(大阪市淀川区)で働き始めました。ここで6年半、木材の勉強をつづけながら、国産材を希望する消費者に林業産地と工務店をつなぎ、国産材のPRを続けてきました。

―起業されたきっかけは?

そのうちに、国産材をPRするだけでなく、実際に使ってもらう仕事をしたいと考えるようになりました。家は最も高価な買い物です。ちょっとした買い物ならよく吟味して買うのに、高すぎて実感がないのでしょうか、多くの人はカタログで住宅メーカーを選んで大部分をお任せで建ててしまいます。大手の住宅メーカーは広告宣伝費が大きいので、地元の工務店と設計士に任せて、抑えるところを抑えれば、国産材を使い、設計料を払っても決して高くはなりません。兵庫県丹波市に、立木選びから消費者が関わって家を建てる仕組みを作り上げている会社があるのですが、今後、そんな会社と連携をとりながら、この仕組みを京都や滋賀など、別の地域に広げていきたいとも考えていました。

活動には事務所が必要です。私は豊中出身で曽根に住んでいるのですが、ネットで事務所スペースを探していたところ、地元にとよなかインキュベーションセンターがあることを知り、応募しました。

会社名の「Line Work(s)」というのはどんな意味ですか?


「線の仕事」ということですが、3つの意味があって、図面に線を引く仕事であること、山と設計士の縁をつなぐということ、人と人をつなぎたいという気持ちを込めています。複数形の「s」を括弧でくくっているのは、単に複数形にしてしまうと、ひとかたまりになってしまうので、1つ1つを大切にしたいという思いからです。

― それでは入居中の目標を聞かせてください

今はやりたいことの一歩手前にいる段階です。入居期間は2〜3年だと思いますので、その2〜3年で国産材を使った住宅を1棟、2棟でも手がける実績ができたらと思っています。今までやってきた仕事の中で、豊中から茨木、西宮あたりの工務店・設計士さんと縁がありますし、山との縁もありますので、持っている関係の枠内から活動を始めていきたいと考えています。
                                                   2008.3.11濱名
 

 

 
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