あっ! これならできる!「とよなか経営改善塾」 21年度  塾生紹介

 社名:有限会社 極東化成
 塾生:池田 嗣郎 さん
 業種:  プラスチック部品の切削加工ほか

 改善塾で改善したいことや課題
      自社製品の開発・製造

※「とよなか経営改善塾」とは>>>

●どんなものを作っていますか?
 食品機械、静電気機器、油圧機械の樹脂部品を加工しています。樹脂の棒や板を支給されて、納期2〜3日で切削加工します。素材は今まで様々な種類のプラスチックが現れましたが、ここ10年はPOMやABS樹脂が主流です。

●池田さんは会社に入って何年ですか?
 この父の会社で5年働いています。
それ以前は大阪市の鶴見で樹脂ディスプレイの会社に勤めていました。同じ樹脂加工でもかなり違って、今の仕事の方が精度を求められます。




< 池田嗣郎さん >

● 最近の景気はいかがですか ?
 昨年のピーク時から不況で3割ダウンしました。とくにこの6〜7月には5割まで下がりました。昨秋から展示会の出展企業など150社ほどに自分で電話営業を行って、春に新規のお客さん3社と取引が始まり、それから受注が増えてきました。福祉施設の設備部品の話も来ました。それでも今は3割ダウンまで持ち直していますが、100%には当分戻らないだろうと考えています。
  樹脂切削(削って形をつくる)より樹脂成型(金型に流し込んで形をつくる)を求められるお客さまが多く、樹脂切削はニッチです。

● 樹脂の切削をする会社は少ないのですか ?
 樹脂切削の専業で100人以上の会社は10社もないと思います。ほとんどが10〜20人の会社です。成型の会社が切削も手がけることはあります。量産なら成型が有利です。

● 切削のメリットは何ですか?
 試作など少量生産のときは金型を起こすより安いことです。切削では小ロットを狙うしかありません。しかし、試作は金型屋さんも手がけるようになりました。

● カーボンなど他の素材は扱えませんか ?
 カーボンの加工にはカーボン専用の設備投資が必要になります。樹脂は柔らかい素材です。固い素材を扱うための工作機械の強度、粉塵が発生するための防塵装置、より広い場所などが必要になります。



< 工場内の様子 >

< 製品の加工例 >

● 課題は何ですか ? 
 いい工作機械がほしいと思います。加工時間を短縮した上でいかに使いこなすかが競争力になります。複雑な加工もできるようになります。現在はどの会社も納期が守れて当たり前で、品質は当然ですので、単価の比較になっています。 今機械は7台あって、全て購入です。古いもので17、18年使っています。古い機械はスピードが遅いので、景気が良ければ2〜3年後にはそこそこいい機械を入れたいと考えています。

● 成型はしませんか ? 
 既に大きな会社があるので、成型は追いません。

● 経営改善塾ではどんなことを考えていますか ?

 今の機械を使って作れる自社製品をもつのが理想です。金属は無理ですが、木や布製品なら今の機械で切削できます。例えば、この木製USBメモリーは、加工屋さんが作った自社製品です。このようなものが作れたらと考えています。自社製品をつくるためにデザイン事務所とも交流したいと思っています。 経営改善塾では、自分自身が実行力を着けたいのと、いろんな人と出会えることを期待しています。

 

 ●会社概要

有限株式 極東化成
豊中市勝部1-81-2
TEL: 06-6843-8517
豊中市事業所情報

http://www.city.toyonaka.osaka.jp/top/__download__/13112/68438517.pdf