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2009年
10月16日(金)

……起業家と生活サイズの問題

 みなさん、こんにちは、与那嶺です。日中は暖かくなってきましたが、早朝は結構冷えます。もうすぐ冬になりそうな気候になりました。
  今回は生活サイズについて考えてみたいと思います。

(大きくなりすぎた生活サイズは元に戻すのが難しい)
  起業相談などの場で、起業したいという人の中に、最初から大きなビジネスを志向する人がたまにいます。600万円は稼ぎたいとか800万円は稼ぎたいという話です。しかし、最初からなかなか大きな額を稼ぐことは難しいのが現状です。こういうタイプの人の多くは生活サイズが大きなタイプの人です。生活サイズが大きな人はそれだけで起業にとって大きなハンディを背負っています。

(生活サイズを縮小することは生存確率を高める最良の手段の一つ)
  最近、黒字企業で資金繰りに窮するところが増えてきているという報道を時々眼にしますが、小さな会社の資金繰りに、経営者の生活サイズの問題は決して少なくない比重を占めます。経営者の生活サイズが大きいと、必要な売上も当然、それに比例してきます。本当はじっくりと商品やサービスの質を高めたい、あるいは自社に合う顧客先を開拓したいと考えても、さまざまな支払期日がすぐに眼の前にやってきて、大急ぎで売上を立てなければなりません。こういう状況では、経営の基盤がいつまで立っても充実しません。”じっくり何かを”と考えたとき、やはり何らかの形で「原資」が必要になります。創業間もない時期は、その原資がないため、「経営者が身を削る」ことが必要になります。
  結局、経営者が自分の生活サイズを小さくすることは、企業の生存確率を高める最良の一手段になります。

(お金がない時期を忘れないように)
  サザンオールスターズに『Ya Ya (あの時代を忘れない)』という楽曲があります。私は熱心なサザンのファンではありませんが、この曲はアマチュア時代のよき時代に区切りをつけるという気持ちを込めているというのをどこかで聞いた記憶があります。音楽のジャンルのアマチュア時代というのは楽しいことも多いけれど、お金や生活もたいへんだったのではないかと想像できます。
  私はこの歌のように、たいへんだった時期をも肯定的に捉えることは大事なことだと思っています。これは裏返していえば、お金がなくてみっともない姿を隠して見栄を張ることには否定的だということです。創業間もない人がお金で見栄を張るということは、苦しさを上回る「楽しいこと」「ワクワクすること」が実はあまりないためだ、とみることもできます。こういう楽しさやワクワク感がないとそもそも起業の醍醐味もないだろうと思います。

(私の場合)
  生活サイズを小さくするための私の方法は、「所有しないこと」を基本においています。
  住宅を持たない、自動車を持たない、生命保険に入らないという方針です。とくに住宅の場合、ローンを抱えることが借金を抱えることとイコールになるので、ほぼ取得をしない方針にしています。事業資金を借り入れる際には、経営者の個人保証をつけることが一般的なので、経営者個人の借入金の総額は大きいものになります。事業資金でなくても経営者の借入金が大きいと身動きが取れません。
  自動車ももっていませんが、これは移動がたいへんというマイナス面もあり、家族で移動する際はたいへんです。でもまぁーいいか、という感じです。電車・自転車の移動になりますが、それもまた楽しいものです。
  それと私の家にはテレビもありません。厳密には、しまって置いているのですが、これは防災用のためで、日頃みることはありません。テレビをみなくなって、時間の余裕も出てきました。代わりに本を読む時間が増えました。
  生活サイズを小さくするといいことも多いと私自身は思います。


 



   



  


 
(文:与那嶺 学)
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