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2009年
10月1日(木)

……「参加」をめぐる一考察

 みなさん、こんにちは。与那嶺です。夏はあまり夏らしくありませんでしたが、最近の日中はまだ暑い日が続いたりしています。なんか、中途半端な気候やなぁーという感じがします。
  ちょっと今回は「参加」ということについて考えてみたいと思います。

(父親も育児に参加?)
  最近どのくらい機能しているか知りませんが、以前は父親に育児参加を促すキャッチコピー的なものをよく目にしました。実際の男性の育児への関わりはたぶんですが、以前よりかは高まっているような気がします。それはそれでいいことだと思いますが、そもそも私が疑問に思うことは、「父親が育児に参加、といっても父親は当事者そのものなんとちゃうん?」というものです。父親にとっては、子どもは親子という関係の当事者そのものです。それがなぜ、第三者から「参加」を促されるのか、それが私にはもう一つ理解できません。

(住民参加のまちづくり?)
  同様に思うことの一つに、「住民参加のまちづくり」があります。正論をとうとうと述べるつもりはありませんが、まちの決めごとを選択するのは住民で、その住民は「参加」の対象ではなく、「主体」でなければおかしいように思います。まちづくりという言葉は非常に多元的で、いろんな意味で使われます。しかし、仮にまちづくりを「地域の自治」と読み替えた場合、自治の主体は当然住民ということになります。

(ホストとゲストの関係)
  子育ての話にしてもまちづくりの話にしても「参加」という言葉に私がしっくりこないのは、「参加」ということを言った途端、そこには「ホスト」と「ゲスト」の関係が生じるのではないかということです。「参加」という言葉には、ある「事柄」に「主体」(ホスト)の招きで「客体」(ゲスト)が「入る」、というイメージです。先の例でいえば「客体」(ゲスト)はイメージしやすいと思います。子育ての場合は「男性(父親)」で、まちづくりの場合は「住民」ということにあまり異論はないと思います。
  じゃー「主体」(ホスト)は何か。これが私の大きな疑問になっています。子育ての場合なら、ホストは「母親」だろうか、あるいは厚生労働省だろうか、もしかしてそれは「世間」だろうか。まちづくりの場合はどうだろう。自治会長さんだろうか、市役所だろうか、まちづくりのリーダーと呼ばれる人だろうか。

(課題認識の共有化)
  こんなことを言い出すと「ややこしーこと、いうよなぁー」という批判も受けそうです。いや、よなみねさん、そもそもホスト・ゲストの関係ではなく、テーブルなんですよ。子育てという、まちづくりというテーブル。ありそうなのはそういう批判です。私は、それはそれでわかるのですが、仮にテーブルであっても「参加」を促す以上、やっぱり「参加」を促す「主体」(ゲスト)が存在するわけで。う〜んっ、わからない。
  テーブルにつくときに、はじめにすべきことは「課題を共有化する」ということなんじゃないかな、という気がします。子育てに参加するとかしないとかではなく、子育てでいま何が課題になっているのか。そこでは、オレはこう思うとか、アタシはこれが気に入らないというようなバトルもあると思いますが、これこれの課題を払しょくするという合意が得られれば、もうそれは両方(父親・母親)とも「主体」として機能すると期待できそうです。でもなんだかそれが、「参加」のトーンになると違ってくるように思えます。たとえば課題を認識しているのは、ホスト側(母親や厚生労働省、世間など)であるという前提になっているんじゃないか、とか。その延長線上には「課題認識まで父親に求めないから、できることをできる範囲でやってよ」というようにも聞こえます。大阪でいうところの「ごまめ」扱いのようです。

*ちなみに「ごまめ」とは鬼ごっこなどの遊びで、小さい子を仲間に入れる工夫の一つで、鬼になることがないというルールのことです。そしてごまめとして扱われているうちは、子どもながら一人前としての扱いを受けていない気がして、ごまめから解放されるとなんだか自慢したい気分になるものでした。
 
  う〜んっ、ごまめの話になって、そもそも自分自身何が気に入らないのかわか
らなくなったので、このへんで筆を置くことにします。



 



   



  


※写真はイメージです
(文:与那嶺 学)
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