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IM与那嶺のコラム   IM奥田のコラム
 2009年
 8月1日(土)

■……自分自身に克つ

「戦に勝つことは、強い豪傑ならば、誰でもすることです。そういう正しい道の妨げにも、自分自身を時折に襲ってくる弱い心にも打ち克たなければ、所詮、大事は成し遂げられるものではあるまいが」

これは、数年ぶりに母の元に帰った劉備に、老母が言った言葉です。(吉川英治著 三国志)

「自分自身に襲ってくる弱い心に打ち克つ」
そうだなぁ結局、ことがうまくいかないのは誰のせいでもなく自分自身に負けているから。
人のせいにしてはいけないよねってことですよね。

去年から今年にかけての映画「レッドクリフ」の公開
今年春の中国への訪問、そして神戸長田の鉄人プロジェクトの一環「三国志祭」などで、触れる機会が急に増えた「三国志」
これまで敬遠していましたが、やはり読んでみようと「三国志」を読み始めました。

まだ第1巻の半分、曹操がようやく出てきたあたりですから先は長いのですが、改めて気づくことも多く大変面白いです。

上記の一文も自分自身に振り返って反省です。
いつも人のせいにして、逃げている自分がいます。
それがよくないことは分かっているのに、誰かのせいにしたほうが楽だから。

今まで出会った起業家を見ていても、常に自分の心と戦っているように見えます。
時には理不尽な対応を迫られることもあります。
嫌なお客に頭を下げなければいけないこともあります。
自分はこれが良いと思うことも、受け入れられないこともあります。

そのたびに、心はヘコみ足踏みは止まり。
でも、またいつの間にか動き出しています。

ここの入居者ではありませんが、ずっと以前知り合った起業家がいます。
彼は、幼なじみと一緒に事業をはじめ軌道に乗りかけた時に裏切りにあいました。
ほとんどすべてを失い、一時はどうなることかと思いましたが、今も立派に事業を展開しています。
彼がどん底から少しだけ前向きになった頃に話をしました。

その時に、「その幼なじみを赦すことにした」と。「忙しさにかまけて代表として十分な配慮が足りなかったせいだから、これからはそこを注意してまた一からやり直すよ」、と。

私は思わず、「何でそんなに強いの!」と言ったのですが、恐らくまだその時も、彼は自分自身と戦っていたのではないかと思います。
私に、他人に言うことで、自分の心と戦っていたのでは?
今、振り返るとそう思います。

そんな出来事を思い出した三国志の一文でした。
まだまだ長い三国志、果たして最後まで読み切ることができるでしょうか?

 

 

 






(文:奥田 三枝子)
 
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