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2009年
6月1日(月)

……市政府の方とのディスカッション −中国訪問記 その3

 中国の現地スタッフの方からは、「滞在中、日本人は当日の予定に対して、変更が生じてもダメ出しをしないので、たいへんやりやすかった」ということを帰国後に聞きました。なんでも、これが中国人相手だと、あれがいい、ここに行きたい...など、たいへんな騒ぎになるらしいです。やっぱり日本人は、大人しいのだと思いました。

 当日の予定といえば、「今日は午前中、工業団地の視察にいき、その後、合肥阪西の移転予定のオフィスにいきます。それから、11時半にオフィスの賃借契約をします。」という予定の説明を受けました。

(合肥阪西の新オフィス契約調印)
  工業団地は、日本でいう「インダストリアルパーク」そのものの雰囲気です。とにかく敷地や建物が大きいという印象がありました。また、団地内で働く人たちが食事をとるスペースがあるのですが、巨大なレストランが立地しています。大きなハコをつくっても、働く人の数が多いので、レストランの経営も成り立つのだと思います。

 団地内でIT企業を訪問しましたが、オフィス内には「チームで仕事をしよう!」、「お客様の立場にたって行動しよう!」などの標語が中国語と英語で表記されていて、いい意味で中国の企業人が世界標準化していく様子がうかがえました。

 そして楊さん率いる合肥阪西の新オフィスへ向かいました。そこは、まだ工事中で広いということはわかりましたが、いったいどうやって契約するのだろうか?と思いました。イスと机をどこからかもってくるのかな?そう思いながらも、車で移動することになり、レストランに到着しました。
  中に入ってみると、円卓が5つほどあり、正面には、ちょうど日本の記者会見のような雰囲気(横一列にテーブルと椅子が並んでいる)で、横断幕がかかっていて「BPO契約調印式」というような文字が並んでいます。ちなみに、BPOとは、ビジネス・プロセス・アウトソーシングの略です。
  そして、中央の円卓には、契約調印する企業オーナー、それから政府関係者、大学関係者、それから我々日本人の席がネームプレート付きで用意されていました。
  そんな大ごとだとは知らず、我々にとって、大きなサプライズでした。

 何人かの方があいさつに立ち、その後乾杯・契約の運びとなりました。前ではそれぞれの社の総経理(社長)が契約書にサインしてます。
  合肥市では、格安でオフィスをレンタルすることで、企業誘致を行っているわけです。立地に際しては、起業家・企業経営者は、どんな優遇措置があるかなどで判断します。こういうところは、日本の工場誘致に似ていますね。

(湖北省襄樊市(じょうはんし)・市政府の方とのディスカッション)
  工業団地訪問と同じ日ではありませんでしたが、ちょうど展示会にきているから、ということで、湖北省襄樊市の市政府の方が楊さんとお話をしたいという申し出があったようで、運よく我々もそこに同席させていただきました。
  やはり湖北省でもIT関連をはじめとするBPO企業の立地ニーズがあるようで、副市長自ら、日本でいう市制要覧のようなものを用いて、襄樊市の地域および産業についてのプレゼンテーションを始めました。プレゼンテーションも非常にうまく(副市長は博士でもある)、話しぶりからはこれからの中国の内陸の発展が期待できること、企業誘致のインセンティブも用意すること、人材育成に力を入れることなどを熱心に説明していました。
  私からは自動車産業の人材育成のあり方などについて、発言しました。それに対する副市長の回答は、市政府と日本企業が中国人材の受け入れを契約する案を考えているという発言があり、興味深く聞かせて頂きました。確かにそうすれば、日本企業と中国人研修生が残業などを巡ってトラブルになることも少なくなると思いました。

中国では、このようにして地域の産業を興し、雇用を拡大していきます。中国は、経済的に豊かにすべき人の数が半端じゃないほどたくさんいるので、「産業政策のキメテはこれである」という考えをもつ必要があまりなさそうです。ローテクでもハイテクでも外資でも国内企業家でも、とくかく事業所を各省・各地域に立地させていくことが重要になります。本当に"伸びしろ"があることがうらやましく見えました。

 



合肥のIT企業
アウトソーシングプロジェクト契約調印式




襄樊市政府の方とのディスカッション




  
安徽アウトソーシング人材育成センター








(文:与那嶺 学)
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