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2008年
11月17日(月)

■……「衰退」について考える −その(1)

 仕事がら、商店街を回ることがたびたびあります。商店街のなかには、「最盛 期の半分くらいにお店の数が減った」などの話を聞くこともあります。
また、商店街をみたところ、たしかに活気も感じられない、そういうことも多くの人が体感していることだと思います。


(商店街は物販店が減り、飲食・サービス業が増加)
 
  商店街は、個店(お店)の集合体(集まり)です。
したがって、商店街は活気があるのに、個店は元気がない、というのは本質的にはほとんどありえないことです。ただし、逆の場合はあります。それは、商店街は活気がないけれど、個店はそれなりに経営できている、という状態です。

  実は商店街の活気というのは、これまでほとんど物販と飲食が担ってきました。サービス業でもパチンコ店など一部ついては、賑わいや喧噪を生み出すことに役立ってきていますが、おおむねサービス産業でも集客型のもの以外はそれほど商店街の活気づくりに寄与できていません。

  中小小売店は、セルフ化されたスーパーマーケットの出現にはじまり、大型店・量販店の台頭によって、店舗数が激減してきました。
激減した店舗は主に物販店でした。そしてまち中には、物販店が減少し、代わって飲食店が増加しました。
ただこの飲食店も増えすぎて過当競争になり、厳しい環境に置かれています。そして、いま増えてきているのは、サービス業の店舗や事業所などです。商店街でも、ヘルパーステーション(介護事業所)や接骨医院などが増えてきているという商店主の声をよく耳にします。

(賃料のバランス)

  商店街で話を聞いてみると、空き店舗が比較的少ないところ、多いところ、いろいろありますが、空き店舗が埋まるところは、おおむね賃料が市場価格に合っているように思います。
ただしその場合、空き店舗に入る業種は物販は少なく、サービス業や業務系事業所が多い印象があります。

  とくにアーケードのあるところでの話ですが、賃料が高すぎて、空き店舗が埋まらないということもよく聞きます。そして、このように賃料が高止まりしている商店街では、物販店がいまだに多く存在しています。

  商業集積地は本来、賃料が市場価格とある程度合致していて、自然に店舗がリニューアルを繰り返すことで、時代に適合する商業集積を維持する姿が理想的です。この視点で商店街をみると、自然にサービス業が増加して、商店街として成り立っていることは、“サービス業が多くにぎわいに欠ける”ことを差し引いても、本来評価されるべきだと思います。

(にぎわいと個店の生き残りは両立するか?)

  商店街が政策的に述べられる場合には、ほとんど“にぎわいの創出”という言葉が枕詞になっているようです。
また、商店街についての消費者の印象も、「寂れている」という反応がテレビなどを通じて伝わります。産業政策的には本来、商店街のにぎわいよりも、事業所として存続することのほうが重要ではないかと私自身は考えます。
 
  次回のコラムでは、サービス産業が増えた結果、商店街がどのような状況に なっているかをご紹介したいと思います。

 
          
  
 
※写真は全てイメージです。
(文:与那嶺 学)
 
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