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    IM与那嶺のコラム



IM与那嶺のコラム   IM奥田のコラム
2007年
12月3日(月)

与那嶺です。前回は、情報整理の持ち物(IT系)について書きました。ほんとうは今回、非IT系(アナログ)について書くつもりでしたが、ちょっとお休みし、別の話題を提供したいと思います。

■……大人は中学2年生に何を伝えるべきか?

いきなりたいそうなテーマをあげていますが、先日、中学生向けに「働くことの意義」などについてお話しする機会がありました。対象は中学2年生。
多感なトシゴロです。中学2年生に「働くことの意義」を伝えることは、難しく、少々荷が重たかったです。ハイ。
主催者側からは、「人権意識の高揚」にも触れてほしいというリクエストもありました。

 正直、中学時代を振り返ると、「彼・彼女は大人になったらすごい人間になるんだなぁ〜」と思っていた人も、決してそういう道を歩まなかったことが少なくないように記憶しています。
こういう人は、頭がよかったり、人望があったり、クラスで人気者であったりしたのですが...
じゃぁ、中学生にとって、何が大事なんだ?

私がメッセージとして伝えたかったことは、2つあります。

 ひとつは、「経済合理性」は大切だということ。こういうと身も蓋もないようですが、次のようなことです。
たとえば、礼儀のない店員で構成されているレストランは、すぐにお客様が減り、つぶれるリスクが高まること。また、世界中で日用品を製造・販売している会社があれば、人種差別をする習慣があるようだとその地域からの購買が見込まれにくいことなどです。「人種差別をなくそう!」とか「あいさつをきちんとしよう!」という教育は、私以外の人(学校や親など)がしていると思うので、そういう説明ではなく、”差別をなくす努力や基本的な日常のふるまいを心がけることは、経済合理性があるんだ”というメッセージです。これがひとつめ。

 ふたつめに伝えたかったことは、「いい音楽、絵画、映画、文学、恋愛」に熱中する体験をもつ努力をすること」です。
自分が働くようになってつくずく思うことは、努力を怠る人が”自分は非常に効率よく、うまく立ち回っている”と思っていても、周りには見透かされていることが多いという体験的な実感です。周りには、自分よりも優れた人がいて、そういう人が実に謙虚な態度であると感じた時、自分の心のなかに残るのは、「恥ずかしい」という気持ちだと思います。
こういうときに、「恥ずかしい」と思える感受性を身につけることが大人になったとき、言い換えると大人になってから以降の、長距離走を走る時の”基礎体力”になると私自身は考えています。
「いい音楽、絵画、映画、文学、恋愛」といったのは、こういう体験は損得ではなく、のめりこむものであり、のめりこんだ果てに自分自身(価値観も含めて)が大きく揺さぶられるというもの、だから大切だと思うんです。

私自身は、43才で人生を語るには若すぎて、こんな話をすることそのものがそれこそ”恥ずかしい”限りですが、中学2年生を前にして、つらつらとこんなことを考えてしまいました。

 


 
 
 
(文:与那嶺 学)
 
 
 
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