取り組みを重ねる中で高齢者の方からいっぱい励ましを受けたという津田さん。当初は元気がなかった人でも、デイハウスに通ううちに生気のある顔つきに変わったり、どんどんおしゃれになってびっくりすることもあると言います。これまでは、利用者もボランティアも女性が中心でしたが、最近では男性の顔もちらほら見られるようになり、活動に幅が出てきました。
組織としては、1998年の活動開始のときからよつ葉連絡会から完全に独立。2000年にはNPO法人も設立しました。自治会館での活動は無料でしたが、安定した取り組みをやっていくために事務所も新たに借りました。「経営は決して楽ではありませんが、ボランティアパワーと一緒に、恒常的に活動を担ってくれる人を雇用していきたいですね」。
今後は、いろんな街かどに多様な施設ができていくことを目指したいという津田さん。「街かどデイハウス」とともに「ケアプランとまと」、そして今年3月にたちあげた「上野デイハウス」は、困った時にお泊りができる場がほしいという地域の方々の要望も取り入れたデイサービスセンターです。また、高齢者以外の人も集まり、多世代・男女を問わず交流できる場をつくっていきたいとのこと。ホームヘルパー研修とあわせて、人材育成にも力を入れていく予定です。
「みんなで美味しいご飯を食べるのは楽しいですよ。利用者の人たちに“ごちそうさま”と言ってもらえるのが本当にうれしい」。肩肘を張らないことがこの活動を続ける秘訣と語るその人柄が伝わってきました。
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