お気に入りの言葉は「三方一両損」ではなく、利用者、ヘルパー、事業所がともに1つずつ得をするという意味で「三方一両得」。ヘルパーさんの働いた対価(給料)が十分あると、ヘルパーさんはほがらかに利用者に接することができる。そうすると利用者もほがらかになる。さらに利用者が増える。すると事業所もほがらかになる−というものです。 今後の取り組みとして考えているのは、地域活動の場に団魂の世代が社会参画できる場を作っていくこと。「ヘルパーの資格は、本当は必要ないと思っているんですよ。身体介護以外の介護の中心は炊事や洗濯などの家事ですから、高いお金を払って資格をとる必要はない」。得られるお金は少ないかもしれないけれど、やりがいを持って働く場を提供していくことは、社会全体としても検討していくべきだと言います。 「障害のある人もない人も、地域でともに暮らしていく社会こそが、当たり前の人間の社会」というノーマライゼーション社会の実現が最終的な目的であるという黒田さん。モットーは「自分らしく」あること。そして何より「自分が楽しむ」こと。すべての人が自分らしく生きてける社会の実現の原点を、黒田さん自身の中に見つけたような気がしました。
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